向井拓海とかWILD WIND GIRLについてのおはなしのくに

向井拓海についての雑感や考察と月刊少年チャンピオン連載中の「WILD WIND GIRL」について感想とか書き捨てる場所

先のモバマス6周年アンケート結果を元にした風潮に抗議する話

 

なんだか収まりがつかなくなってしまったので二本目です。

いやー長らく待たされましたが6周年のアンケ結果が出ましたね!しかも特設サイトまで作ってご丁寧な話です。

拓海は頼れるアイドル17位・スポーツ万能なアイドル28位・男前なアイドル4位(これに関しても思う所あるんですが長くなるので割愛)な上に!なんと!好きなアイドルでユニットを作れの設問で市原仁奈ちゃんとの鬼具流魅上等!(きぐるみじょうとう)と東郷あいさん藤本里奈ちゃん原田美世ちゃんとのバイクとくるまという2つのオリジナルユニットのメンバーに選出されているんですよ!快挙ですよ!こんなの拓海しかいないので実質拓海の優勝と言っていいでしょうね。だから不満はないです。結果には。

 

問題は結果を受けてですよ。

なんだか一部でこれこそ真の投票結果!とかシンデレラガールズ総選挙と比べて~みたいな話で盛り上がってるのを見ちゃってそれは違うんじゃないかなぁって思った事をこれから書きます。ですから基本愚痴です。まぁいつも愚痴ですが。

別にシンデレラガールズ総選挙が嘘八百というか最早選挙の体をなしてないのには異議はないんです。それよか、今回のアンケートも言う程真じゃないよなって思うんです。

ちょっと例えで槍玉に挙げちゃって申し訳ないんですけど智絵里ちゃんなんかがCuで毎回5位以上を張り合っててなおかつ全体でもトップ15位には入る猛者だけど今回の担当アンケではちょっとギャップのある結果だったんですけど(といっても31~35位までには居ただろうと確信している)これってただ単に投票の方針の違いで別にどっちもリアルな選挙とは程遠いんで正解とか無いと思うんですよ。

例えばデレの選挙は金の勝負って言われてます。勿論そこを否定するつもりは全く無いんですが、それも傾斜の割合に変化があって、初回は確か本当にほっとんどガチャ勝負みたいな所がありましたけど、前回なんかはガチャでの投票券の獲得数にキャップがあったのに加えて無課金でもイベントで入手できる票数が相当多くなってて課金と無課金のギャップっていうのは相当縮まってると思うんですよね。で、そんな中で智絵里ちゃんの順位の変遷はと言うと6→7→3→11→15→11位と、ボイスの付いてないアイドルを属性3位以内にあげようとする向きが圧倒的な中で順位を維持してますし、前回から今回にかけてはジャンプアップしてるんですよ。少数の廃課金P達が支えてるならずるずる下がっていっていて然るべきだと思うのですが、むしろ逆の動きをしてますし広く人気がある証拠と言って差し支えないのではと思います。

ただだからと言ってお金で変動する要素は以前大き位ですからやっぱりライトに好き!って層からの支持が厚そうなアイドルはやっぱりこの選挙形式は不利だと言うのに異論は無いですよ!

もう一つ普通の選挙と違うのはユニット票です。またしても智絵里ちゃんをモデルケースにして本当申し訳ないんですけど、智絵里ちゃんってユニットジプシーと言いますか、例えばピンキュはいつの間にかピンチェにシフトしていきましたし、ピンドバとかシャイニングゴッドチェリーもそれ程継続的には活動してない印象がある上、CIなんかもそうなんですけどユニット票と個人票が被るといいますか、例えばCIで言えばかな子ちゃんと杏ちゃんと智絵里ちゃんが好きなPって割と被ってると思うんですよね。比べると例えばこれまで接点のなかったメンバーの多い上それぞれの属性もバラバラなユニットなんかは結構そういうユニットだからこその票みたいなのも大きいと思うんですよね。そんでもって今回は1人に1票以上入れらないのと同時に1票以下の票にも出来ませんからメンバーの間でもランクがあっても中々可視化されにくいですからまぁ一長一短じゃないかなぁと思うんです。

ですから何が言いたいかといいますとですね、モバマスの方の総選挙で入ってるけどこっちでは入ってない、あるいはこっちの総選挙で入ってるけどモバマスの総選挙で入ってないから本当は人気がどうかなんて言うのは当てにならないと言うかどっちかでも入ってたら人気なんですよだって上位なんですから。どっちでも1,2位辺りにいる楓さんとかしぶりんしまむーがぶっちぎりで人気なだけで皆人気なんです。

拓海のSSRは恒常と限定が逆だったのか?の話

拓海の恒常SSRが遂に来た!

 

 

来たねー!!!!!!ついに拓海の恒常SSRが来たねー!!!

いやーやりましたねーめでたいですね!何がめでたいって1年と10ヶ月?位待たされた甲斐あってひっっっっっじょ~に可愛くてクオリティの高い衣装が来たことですよ!モバマスの方で初めてSRになった思い出のカードである[硬派乙女]の特訓後のドレスをアレンジしたと思しきこの衣装、腰のリボンの所に敢えて赤を外して友情が花言葉の黄色と清純が花言葉白薔薇を誂えてるのが拓海の照れっぽい所とかちょっとオールドファッションな考え方とかを端的に表しているように思えてお気に入りです。

 

でもなんか色々言われてんね

でも嬉しくってTwitterとか壺とか這いずっておりましたらおもてたんと違う!(©笑い飯)っていう意見もまぁ…ありまして…ここら辺どっちに転がっても難しい拓海プロデュースにおける泣き所なんで難しいなぁとは思うんですよ。

でもね。でもね!

今回のSSRの路線を外道とか正統派じゃないって言われるのがまー!我慢ならない!ん!です!よ!!

可愛い路線は本来の拓海ではないのか?

まず拓海がどういうアイドルになりたいのかっていう話をさせて頂きたいんですけれども、拓海って他のアイドルと違って「アイドルになりたくて事務所に来た」訳でも「Pにスカウトされてアイドルが(も)良いかもと思って事務所に来た訳でも無くて、「Pへの個人的な借りを返そうとしたら成り行きでアイドルになった」恐らく唯一無二(ひょっとしたら他にもいるかもだけど)の子なんですよ。だから明確にこうありたい!みたいなものがなくて、[姉御肌]では自分がドレスで着飾っても見る人が居るのかとちょっと恥ずかしがりながらもPの情熱に絆されて最終的には悪くないかもって結論に至ってるんですよ。拓海ってこの点ではPに絶大な信頼を寄せていてくれて、[百獣の女王]の思い出エピソードの後編では文字通りセクシーで可愛いどうぶつコスプレショーな衣装を持ってきたPに対してなんだかんだ言いながらも最終的には「これがアンタなりのプロデュースなんだろ。」とか「こんな私が今もアイドルとして活躍できているのは……プロデューサー、アンタのおかげだよ。」といった風に、可愛い系の路線も納得ずくの上であることが明確な訳であります。

それに、デレステのメモリアル4でも、拓海は筋を通して仕事をやりきったんですからそれを以って義理立ての完結としてもいい所を、あのモブヤンキー相手に「魂をかける価値がある」「どんなに軽蔑されてもやりきる」って言ってますけどそれも上記と同じ理由だと信じて疑いません。最後の恥ずかしい衣装どうのこうのはあれピロートークみたいなもんですしじゃれ合いですよあんなもん。二人にしか通じないハイコンテクストな会話なだけです。

ですから今回のような場合も「衣装それ自体は恥ずかしい」けど「Pに無理やりやらされているわけじゃない」んだと思いますね。というか嫌だった止められる強さを持ってますしね拓海は。

あるいは恒常と限定が逆か?

他にも、コレを出すにしてもこっちが限定で拳火上等の方を恒常にするべきだろうって意見も見られたんですけどもね、これは半分同意かなぁと思うのが、恒常と限定は別に逆にしないで良いと思うんですけど出すタイミングが逆じゃなかったかなぁと。

というのもモバマスでの拓海が初期Rでまずキャピキャピのアイドルをやって、[姉御肌]で大人のアイドル→[硬派乙女]でいわゆるアイドルらしいアイドル→[はにかみバレンタイン]で弩キュート路線→[ビーチパラダイス]で水着、と一般的なアイドルとしてのベーシックな部分を実地に学んだ上での、[走思走愛]という向井拓海だけが持ついわばアイドルとしての異能を花開かせるストーリーになってて、これ以上に完璧な展開ってなかなかどうして作れないんじゃないかなぁという風に思っております。要するにプロデュースというのを考えた時に最初に今回のSSRを出して色々学ばせた上で限定SSRの拳火上等でドカーンというのが個人的には理想のストーリーにかなって…

それともう一つ拳火上等が限定でいい理由は衣装で炎陣が来るからです。あっちだったら3000円でいつでも揃えられますから実質恒常より優しいですし系統としては似てますからね。

とはいっても拓海の魂のアイテムである特攻服とJMD衣装じゃ違うだろー!このハゲーッ!って言う気持ちもわかると言うか僕も同じ意見ではあるんですがやっぱり衣装と恒常で大まかな路線が被っちゃうと、特にPaみもCoみもCuみもある拓海に関して言えば勿体無いなーって気持ちが勝っちゃうんですよね…

 

拓海は3色アイドルだよ

上でちょっと触れましたけど拓海って可愛らしい一面が強く出たかと思えばやっぱり特攻隊長だったんだなってカリスマと格好良さが出たりかと思えばジュリア・ロバーツもびっくりの超絶怒涛のスーパーセクシーアイドルへの大変身を見せてくれたりとなんか一瞬一瞬で見え方が違ってもう生き様が人間レンティキュラーって感じで一つの属性にとどまってないと思うんですよ。

ですからどっちが本当の拓海、ということではなくどっちも切り出し方が違うだけで正真正銘心の底から拓海らしい拓海ですよ、というのを声高に主張したいと思いこの記事を書いています。

結論を言うと出番くれ

これ拓海に限らずなんですけどモバに比べてデレステの回転クソほど遅い上に例の声のある無しでコミュが露骨にハブられる問題まであって本当なんとかして下さいサイゲさんというのが結論です。終わりでーす!

WWG最終回の話

はてながそろそろ次の記事書けよって言ってきたしそろそろ書きたいと思ってたしそんなこんなで更新ですこんばんは。

 

さて、まだ番外編を残してはいますがWWG本編は最終回でしたねー!

いやー結論から言うと120点から20点引いて100点満点って感じですかね!

まず第1話の冒頭で拓海が大人気アイドルになる前の物語って言ってた事もありまして決着と言うかオチとしてはこれ以上は無い位綺麗にまとめられてましたし、最終回という事抜きに1話単体で見ても拓海のこれまでの集大成と言った感じでアイドルの本分であるライブでその真髄を見せて、最初里奈達のライブを見て自信が突き動かされたのと同じように美世ちゃんを突き動かしたっていうアイドルのバトンを繋ぐかのような展開は泣かせるじゃありませんか!

それで最後まぁ拓海がアイドル界に自分の居場所を見つけた事を独白してからの1話冒頭の「~大人気アイドルである!」の紹介で〆ですよ。まーーーーーーーーーーこれ以上綺麗にまとめようが無いってくらいいい最終回じゃありませんか!!本当迫先生ありがとうございますとしか言いようがないです…

 

最初ちょっとごにょごにょ言ってた点についてですがこれはちょっと原作に関してとかあとプロデューサーの話とかちょっと長くなるんでまた別に記事あげます…長々とごめん!

最後に改めて言っておきますが本当にいい最終回でしたよ!そこは掛け値なしです!

ネタバレもあるよ!というかネタバレしかないWWG展開予想トトカルチョ

続けての更新になりますこんばんは。

さて、次号最終回などというスタンドも月までぶっ飛ぶ衝撃の発表が行われたWWGですけど、まだまだ終わらないというアオリと特報というプレゼントが残っているのでその中身について予想しようと思います。

①掲載誌移籍

これは割とあるんじゃないかなぁと踏んでます。チャンピオン系列のWeb雑誌にチャンピオンクロスっていうのがあるんですが、つい2ヶ月程前にWUGの新連載が来たんですよね。まぁWUGってタツノコだし勝手は違うんでしょうがそれでもそういうアイドルもののコミカライズっていう前例があるとWWGもあるんじゃないかというような気がしてきます。それに同じく月刊少年チャンピオンで連載されている「ゾンビ少年と殺人鬼少女」はチャンピオンクロスとの同時連載ですから雑誌間の風通し的なものも良さそうですし。無くはない…と思う。

 

②主役交代

ビルボからフロド的な感じで拓海から他のアイドルに代わる可能性も無くはないかな?とは思うんですが一方でまず無いだろうとも思いますね…

やろうと思えば可能でしょうけど、ロッキンガールとかU149とかスピンオフいっぱい作ってるのに今更同一作品である事に拘らないんじゃないかと思います。交代させるくらいだったらWWGは終わらせてどこかで誰かの新連載が始まる方が自然です。というかパラレルを連発できるアイマスにおいてはWWGの世界観という1つの縛りがある状態で話を始めるよりまっさらな状態で始めた方が良いでしょうし…

ただ、里奈や早苗さん等の主要人物で連載を続けるなら話は別でしょうけどそんな「タンカー編楽しんだでしょ!プラント編からは雷電主人公だから!よろしく!」みたいな真似されたら悲しくて寝込むと思います(余談ですが雷電は好きです)。

 

③単行本のおまけとか

前回の記事で言ってた、「単行本最終巻にオリジナルエピソードがつくよ!」的なやつですね。まぁこれも中々可能性高いんじゃないかなと思いますね…アオリでわざわざ最終話って書いて有るってことは続かない宣言に思えますし移籍とか主人公交代だったらああいう予告の仕方にはならないんじゃないかなぁと思うので…それにアイマスのコミカライズは今までの最長でも5巻までしか続いてないんですよねぇ…話としても現状綺麗にまとまってる所ですし正直これが一番あるのかなぁ…

 

さて、色々考えてきましたが皆さんの予想はこの中にあったでしょうか?私はこう思う!って方がいましたら是非ツイッターにでもぶん投げてくださいね!

今月のWWG感想と動揺している話

皆さん今月のWWGはご覧になりましたか?

まぁネタバレブログですしご覧になってる前提で進めるんですが…

最終回って何!?

いやいやいややっと拓海も一人前のアイドルになって軌道に乗ってきたところなのに…!

って思ったんですが、1巻冒頭を振り返ると、最初に拓海がアイドルとして人気が出ている所をあらかじめ見せておいて、そこから過去を振り返るという形で本編に入ってるので拓海が人気出たらゴールである1巻の冒頭に繋がりますからこれ以上自然な形の終わり方はまぁ無いと言えば無いんですよね…そうそうは…

とはいえそれとこれとは別です!大体そうなると256Pで誰か他のPが美世ちゃんを誘ったシーンを入れたのはなんだったのかという話になりますし!

それに気になるのが予告ページでのWWGはまだまだ終わらないというアオリです。終わらないっていうことはまぁそういうことなんじゃないかと希望を持ったりしつつもゲッサンミリオンでも同じようなアオリがあったけど結局おまけだけで連載はすっぱり終わったのを思い出したりしてどうなんだろうかと思い直したり本当動揺です動揺。

 

ところで感想言ってなかったね!今回ソロでフェス的なものに出るんですがそこでどんなイメージの自分を出していくかを固めろって言われて悩むお話だったんですけど~…拓海Stage14で高らかに「アタシはアタシにしか出来ないアイドルを目指すぜ!」って宣言してるんですよね。じゃあなんでその宣言から一歩後退して自分のアイドル像に悩んでるかって言うと、実は「里奈と組んでるユニットがある」(p.242)から遠慮してるっていうのが分かるんですけどそれより前にも「アタシらしさ」について「アイドルに落とし込むには無理なモンばっかり」(p.229)ってそもそも諦めちゃってる感じがして僕が張本勲だったら喝ですよ喝って言わざるをえないなぁ!と思いました。実際里奈に諭されてますし…

まぁでも拓海が早苗さんのように自分らしさを偽らずに出す事を決めるのは勇気がいりますし(早苗さんよりも更にアレな個性ですから尚更)、それをうだうだ言わずスッパリ決断したのは拓海の思い切りの良さとか度胸あってこそという感じで良かったですね。Stage6で夏樹のライブを見た時に自分もあんなライブをしたいと夢想していたシーンでちゃっかり着ていた、先代の隊長の特攻服をベースにした衣装をそのまま使ってたのも色々有ったけど初志貫徹の感がありました。因みにこの衣装、原作ゲームの1つであるデレステで実際に拓海が着ていた衣装で、衣装にまつわる特攻隊のエピソードもそっくり同じなんです。WWGはこういった原作のエピソードを結構使用してますよね。衣装も含めれば1話に複数個原作パロディがあるんでじっくり探すのも面白いかも…

 

 まとめると、またまた里奈に助けられた感じだけどアタシらしさでトップを目指すという非常にチャレンジ精神と勇気の溢れる最初の気持ちを思い出して良かったよ!って所ですかね。

最終回まで気もそぞろです…では…

唯ちゃん回とか今回の話的なフォーマットはコミカライズにとても相性がいいという話 あとrelationsが凄いって話をしようと思ったらまた文句ばっかりになった

原作がある、特にアイドルマスターのように特定のキャラ毎に熱心な固定ファンがついている作品ではコミカライズに限らずメディアミックスの際には気を揉むだろうなぁという点が幾つかあるように思えますが、中でも「キャラの扱い方」というのは大きなポイントかと思います。所謂「飛影はそんなこと言わない」的な問題に加えて、悪者ポジションには原作キャラは置けないし、作中で壁にぶつかる事さえアイドルの価値を毀損している等と罵られる事もしばしばです。

ですから嫌味なライバルキャラなんて中々出せません。あの黒井社長でさえアニマスで色々言われたわけですし(ただ、これに関してはそもそも媒体毎に黒井社長の性格はブレがあるので致し方ないかもと個人的に思う)。

 

その点で言えば名前だけ出ていたけどほぼ設定のなかった魔王エンジェルを見事な悪役に仕上げた上、そうなるに至ったバックグラウンドもきちっと用意したrelationsは巧みでした。プロデューサーって、デレアニで一瞬履歴書が出ただけの羽田リサちゃんみたいな娘でさえ色々キャラを肉付けするのが好き、言い換えてみれば(その時点では)モブキャラでもしっかり気にかけてくれている人達が多いということですから、魔王エンジェルをしっかりとキャラクターとして立たせた事自体が原作ファンへの一種のサービスになった上に、一応オリキャラではないという言い訳も立ちます。悪役ポジを名前だけ出ているユニットに押し付けたとも言えますけど、これが一番角も立たず、ストーリーとしても面白くなる最適解に近いのではないでしょうか。

 

色々言いたくなってきちゃったんでこの際言いますけど、せっかくオリキャラを大手を振って出せたんだから美城常務もこの路線にしたら良かったんじゃないかなぁと。

デレアニは童話のシンデレラをだいぶ意識してますし、武内Pを魔法使い、常務を継母として意識していた部分は絶対にあるはずです。その上二人の路線は対立していた。だったらアイドルアルティメイト的なものを出してCPとクローネどちらが勝つかで決めようじゃないかみたいな感じにすれば「常務擁するクローネ」対「武内P擁するNGs(CP)」的な展開にしておけば例えクローネが最後にNGsに負けたとて、それは常務と武内Pの力量の差になる訳だから至極納得の行く上に綺麗な展開になるんじゃないかなぁと…

いやまぁ常務の美学みたいな事もよくわかりますから不満という訳ではないですし、そういうのもアリだったかもなぁ位に考えて頂ければと…

 

さて本題に戻りますけどWWG第4話では拓海が初レッスンをする訳ですが、照れや緊張等もあって声は出ないしダンスはギクシャクするしでトレーナーにしこたま怒られてしまいます。当然です、拓海はアイドルになったばかりで練習などした事がないんですから。しかしながら、特攻隊長だったプライドもあって拓海は自分に出来ないはずはないと意固地になってしまい、益々上手くいきません。

その様子を見ていた大槻唯ちゃんがおもむろに、しかし圧倒的なダンスパフォーマンス(1Pぶち抜き!見たい人は2巻買ってね)を「先輩として」見せてくれます。その上で貰った「ダンスのコツは楽しむこと」というアドバイスで拓海は悟ります。自分は特攻隊長だったけど、アイドルとしてはまだペーペーなんだと。そう思い至ったおかげで、特攻隊長として恥ずかしい…といったような照れを捨て、見事ダンスの習得を成功させたのでした…

この回のように拓海の成長と他アイドルの魅力の紹介が一緒になっているのが最新回、つまり17話です。代理で頼まれた仕事だからと上手く馴染めず、仕事に対する気持ちがなおざりになってしまっていた拓海に対して、速水奏ちゃんがアイドルとしての心構えを半ば挑発的に説いてくれます。ここの言い回しと直前の大人なパフォーマンスの自然なことと言ったら。正に奏ちゃんのエッセンスを捉えていました。やはりこの「先輩アイドルと拓海」というフォーマットは一石二鳥です。何よりこの形だと先述した、扱いに気を使わなくてはいけないポジションのキャラクターを出さなくて済みます。それも含めると一石三鳥ではないでしょうか。

 

ただ、迫先生程のお方であればそういう形に拘ってもいないだろうしそもそも最初に書いたような心配もいらないと確信しています。 

WWGは、拓海がトップアイドルとして成長する物語です。今の所はまだ駆け出しで、他のアイドル達と同じステージには立てていない訳だからライバルに関しての心配はしなくても良いというのも勿論あるでしょうが、こんな風に原作のキャラクターの良さを見事に再現し使いこなしてくれている迫先生であれば、そもそもそんなものは杞憂ではないか、安心して良いのではないでしょうか。

なんだか色々と話がそれてしまったのでここら辺で終わります。乱文すぎて申し訳ない…

WWG17話あらすじと感想&4巻発売&ノーティギャルズ新曲うんちゃら

さて今月の感想をば。

Stage17「ハプニングキッス」…親愛度報酬でもらえる拓海の初期Rのスキル名ですね。ナターリアも同じスキル名で思わせぶりでしたが結局何もありませんでしたの世界だったのは残念でしたね。そしてキッスと言えばあのアイドルが出るかな…?

 

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月刊少年チャンピオン2017年10月号p.329

 

ハイ出ました。

今回拓海は現役JKアイドルのクール&セクシーな姿を撮影するメンバーに欠員が出てその代打を任されます。里奈は個人の仕事が入っていてプロデューサーも大変に忙しそうな描写が続いて拓海は少し置いて行かれてるようにも見えた中での突然のお仕事。事務所が小規模で他にアイドルがいないという事もあるかもですが、拓海の現状を見てプロデューサーなりちひろさんなりが色々手を回してくれたりした可能性もあり得るんじゃないかなとかなんとなく思いますね。

で、肝心の撮影が緊張しちゃって上手く撮れない。挙句の果てにはカメラマンに映らなくていいと怒られる始末。これに関しては拓海自身も言ってますけど今までこんな撮影なんてほぼ全くした事がありませんから仕方ない部分もありますよね。で、その後プロデューサーの登場で緊張が幾分か解けて撮影も無事進行するんですけど、拓海がうっかり「恥ずかしいしさっさと終わらせたい」と言ったのが奏ちゃんのプロとしての矜持に火を付けてしまいます。曰く「この姿を見せたい特定の相手がいなくとも、写真を見てくれる読者の心に何かを残したいと思わないのか、例え代役であろうともそこからチャンスを掴もうとするのがアイドルとしてのプライドだろう」と。

 

ここで拓海は初めて、今までは「アイドルとして自分がどう振る舞うべきか」という自分だけを意識した考え方だった事に気が付きます。そこには拓海しかいなくて、ファンの事は埒外だったんですね。ところが奏ちゃんに気付かされたお陰で、そのアイドルの姿はファインダー越しのファンに向けたものである事に思い至る訳です。この辺りはレッスン回で加蓮ちゃんや唯ちゃんに指摘されて成長したケースと同じ類型な感じがしますね。こういう展開の持って行き方は、各アイドルのプリンシプルとそれに係る魅力・拓海のアイドルとしての成長の両方を見られるので凄く良いセットだと思います。

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月刊少年チャンピオン2017年10月号p.353

それにしても結論がこれはファンと自分とのタイマンだなどとぶっ飛んだものになる辺り拓海の型破りさがよく出てますよね。好き!!

 

そしてラストはなんと!拓海と里奈のソロデビュー決定!といった所で次号に続く!!いやーどうなるのか期待しかありません…

 

そして遂に…!

4巻でノーティギャルズ新曲収録ー!ヤッター!拓海のCM早く出せー!

今からどんな曲になるのかが楽しみです…!