向井拓海とかWILD WIND GIRLについてのおはなしのくに

向井拓海についての雑感や考察と月刊少年チャンピオン連載中の「WILD WIND GIRL」について感想とか書き捨てる場所

今月のWWG感想と動揺している話

皆さん今月のWWGはご覧になりましたか?

まぁネタバレブログですしご覧になってる前提で進めるんですが…

最終回って何!?

いやいやいややっと拓海も一人前のアイドルになって軌道に乗ってきたところなのに…!

って思ったんですが、1巻冒頭を振り返ると、最初に拓海がアイドルとして人気が出ている所をあらかじめ見せておいて、そこから過去を振り返るという形で本編に入ってるので拓海が人気出たらゴールである1巻の冒頭に繋がりますからこれ以上自然な形の終わり方はまぁ無いと言えば無いんですよね…そうそうは…

とはいえそれとこれとは別です!大体そうなると256Pで誰か他のPが美世ちゃんを誘ったシーンを入れたのはなんだったのかという話になりますし!

それに気になるのが予告ページでのWWGはまだまだ終わらないというアオリです。終わらないっていうことはまぁそういうことなんじゃないかと希望を持ったりしつつもゲッサンミリオンでも同じようなアオリがあったけど結局おまけだけで連載はすっぱり終わったのを思い出したりしてどうなんだろうかと思い直したり本当動揺です動揺。

 

ところで感想言ってなかったね!今回ソロでフェス的なものに出るんですがそこでどんなイメージの自分を出していくかを固めろって言われて悩むお話だったんですけど~…拓海Stage14で高らかに「アタシはアタシにしか出来ないアイドルを目指すぜ!」って宣言してるんですよね。じゃあなんでその宣言から一歩後退して自分のアイドル像に悩んでるかって言うと、実は「里奈と組んでるユニットがある」(p.242)から遠慮してるっていうのが分かるんですけどそれより前にも「アタシらしさ」について「アイドルに落とし込むには無理なモンばっかり」(p.229)ってそもそも諦めちゃってる感じがして僕が張本勲だったら喝ですよ喝って言わざるをえないなぁ!と思いました。実際里奈に諭されてますし…

まぁでも拓海が早苗さんのように自分らしさを偽らずに出す事を決めるのは勇気がいりますし(早苗さんよりも更にアレな個性ですから尚更)、それをうだうだ言わずスッパリ決断したのは拓海の思い切りの良さとか度胸あってこそという感じで良かったですね。Stage6で夏樹のライブを見た時に自分もあんなライブをしたいと夢想していたシーンでちゃっかり着ていた、先代の隊長の特攻服をベースにした衣装をそのまま使ってたのも色々有ったけど初志貫徹の感がありました。因みにこの衣装、原作ゲームの1つであるデレステで実際に拓海が着ていた衣装で、衣装にまつわる特攻隊のエピソードもそっくり同じなんです。WWGはこういった原作のエピソードを結構使用してますよね。衣装も含めれば1話に複数個原作パロディがあるんでじっくり探すのも面白いかも…

 

 まとめると、またまた里奈に助けられた感じだけどアタシらしさでトップを目指すという非常にチャレンジ精神と勇気の溢れる最初の気持ちを思い出して良かったよ!って所ですかね。

最終回まで気もそぞろです…では…