向井拓海とかWILD WIND GIRLについてのおはなしのくに

向井拓海についての雑感や考察と月刊少年チャンピオン連載中の「WILD WIND GIRL」について感想とか書き捨てる場所

WWG5巻発売記念イベントの個人的備忘録

行ってきました(簡潔)

今回は拓海役の原優子さん、里奈役の金子真由美さんに加え、プロデューサー役の内匠靖明さんがWWGイベに初登場して下さったんですが、元々このイベントが原さん曰く「半分家にいるような」「集会」といった体で非常にアットホームなファンに囲まれたものになっているために、先日放送されたデレラジの延長のような、非常に砕けて明るくそれでいて最後まで大盛況でした。最終巻という事もあったんでしょうが、これまでよりかなり長い時間トークショーが繰り広げられていて、しかもその分内容が薄まるどころかずっと濃い掛け合いが続いていたんで参加できて本当に良かった!

 

で、本題のまとめ(というか個人的に気になった事・感じた事の羅列)

・内匠さんがとってもノリが良くてフレンドリーだった!

 最初登場した時も、集まったプロデューサー達の拍手で遊んだり、壇上から降りてきてプロデューサー達の目と鼻の先でちょっと話して下さったりと盛り上げ上手で話も素敵な方でしたね~。それでいて心配りが行き届いていて、原さんが大きく脱線した時なんかはきちんと話の舵を取って下さっていました。CDの収録の時なんかも、ほかの演者さん達が緊張している中、ひとりマイペースに暴走する原さんの相手をしてあげたりしていたそうで…

また、ドラマCD等でも非常にアドリブが多いそうなのですが、今日も原さんとアドリブっぽい掛け合いを見せて頂いたと思ったら、実は裏でばっちり打ち合わせをしていたというのを原さんから直々にバラされていて、CDでのアドリブもきっと裏で色々練っていらっしゃるのかなーと感嘆しました。 ただ原さんは台本を見て声のトーンとかリアクションを色々考えているのにアドリブが次々入ってくるので大変だ、というのは申し訳ないけど面白かったです。

・内匠Pはオーディションで決まった!

てっきり最初から決まっていたか、それでなくてもある程度話をつけていたりしたのかと思っていたのですが、プロデューサー役はオーディションで決めたそうでびっくりしました。

面白いのがこのオーディション、相方(?)となる拓海の演者は原さんに決まっているので原さんとの掛け合い形式で進められたらしいです。掛け合いのオーディションというのは非常に珍しいと内匠さんも仰っていました。

で、二人で掛け合ったら音監さんに今の二人のやり取りが自然だったねと言われたそうで、原さん自身もしっくりきたらしく、それが決定打になったのかどうか、ともかく内匠さんに決まったそう。

・最初はプロデューサー像も違ったものだった

連載するにあたって、最初は赤羽根Pのような正統派・顔に傷があるけど中身は非常にまじめな武内P型・小っちゃくて、なおかつちょっと未熟な感じで拓海に引っ張られるタイプのプロデューサーと色々なタイプを用意した所、石原Dに、秋田書店さんそんなんでいいのか(意訳)と半ば煽られるように焚き付けられて、それならと、尖りすぎていると当初は没案になったそうである内匠Pを正式に採用する流れになったそうでこれが中々の衝撃でした。

・アイドルとしての拓海の成長がCDにも反映されている

作中で着実にアイドルとしてのステップを踏んでいく拓海ですが、最初はアイドルとは真逆のポジションにいた訳で、どちらかというとアイドルっぽい演技の方が得意だったという原さんも最初はアイドル色を抑えめで演技していたそうなんですが、ある時期から「拓海も成長しているからもっとアイドルっぽく」というディレクションが来るようになって、そういった積み重なりがあった事によって他の世界線での拓海の演技をも見つめなおすきっかけになったと仰っていました。Virgin Loveの歌声にも反映されてましたもんねぇ。

・里奈は逆に力強く

金子さん曰く、里奈は周りに弱いところを見せないけど実はシリアスに思い悩んでいるそうで、Virgin Loveの収録時も最初は少し抑えたナーバスな演技にしていたそうなのですが、ご存知の通り作中では里奈の悩みを拓海が晴らしており、結果アイドルとして一段上のステージに上がったのでもっと力強く歌ってほしいと言われたそうで、この辺りは成長の仕方一つとってもちゃんと拓海と里奈それぞれの個性の違いが出ていることがわかる素晴らしいお話でした。

・拓海ソロ曲は作れるかどうか本当に最後までわからなかった!

これが一番びっくりしたんですが、拓海のソロ曲である炎の華。僕としては結局本家の方では未だにソロ曲もらえてないし最終巻でソロが入ると信じ切っていたので第一報を聞いた時もおお~来たか~位の感覚でいたんですが、実は本当に直前までどうなるかわからず編集の方々が強烈に頼み込み続けて下さった結果ようやっと収録にこぎつけたそうで関係者の皆様には本当に頭が下がる思いでした。日本コロムビアさんCDの発売ペースが遅いとか言ってごめんなさい

拓海のおねシンのソロバージョンも、本当なら収録曲数の関係で見送られる予定だった所を、やっぱり編集の方々がおねシンというのはプロデューサー達にとって特別な曲な訳だからどうしても拓海のソロバージョンを収録させてほしい!と方々に頼み込んで実現に至ったらしく、これまた本当に本当にありがとうという他なかったです。

そんな感じでトーク自体も面白かったし、貴重な話も聞けたしで二重に面白いイベントでした。いやー良かったー。

以上。